「ジャン=マリー・ルペンの死を祝うフランス市民に批判の声」とかいうニュースを見た時、
何甘いこと言ってるんだかと思った。
サッチャーが死んだ時のイギリス人はそんなもんじゃなかったぞ。この動画見てみ? もう浮かれまくって町中でお祭り騒ぎだったぜ?
当時NHK-BSのBBCニュースで、サッチャーの死を祝うために労働者の皆さまが閉鎖された元炭鉱にわんさか集まりシャンパンを開けて、
イエ~イ! ようやっとあいつ死んだぜぇ~! きゃっほ~い!
って乾杯してるのを見て爆笑した記憶があるんだが(お前のリアクションもどうかと思うというツッコミは無視)、海を隔てればこうも文化も価値観も違うものなんだなぁと再認識しましたでござる。 そういえば、当時i-Tunesで『オズの魔法使い』の♪鐘を鳴らせ!悪い魔女が死んだがチャートの1位になったということもございましたね。 死んだ後でもなおこれほどまで嫌われ憎悪されるのだから、マーガレット・サッチャーという女は大したもんだ。 これだけ嫌われたら、地獄への旅路をお祝いされるのも当然である(地獄行き決定なのか)。
ところで、YouTubeを見てると直近で見た動画に関連した動画がオススメに出てくるものだけど、ロックばっかり聴いてる人間ならこういうのも好きでしょ? という感じで、この動画をオススメしてきた。タイトルはそのものズバリ、♪The Tharcher Song。
Sean Bradyというアイルランドのアーティストが作った曲らしい。
これをきっかけに、どうも世の中には、
マーガレット・サッチャー褒め殺しソング、あるいはお呪いソング
なるジャンルが存在することを知ったので、現時点で把握している「マギー・ソング」を上げておきます。
てか、みんなマギー嫌いすぎだよ。ま、やったことを思うと仕方ないけどな。
ご丁寧に、ウェールズ語の「マギー・ソング」もあった。
ていうか、イングランド、ウェールズに限らず、全方位というか全世界(アルゼンチンはフォークランド紛争があったからね)から恨まれてるんだから、やっぱマギーってスゲー女だな!(って、やっぱり感心するところが大幅に間違っている)
あと、どの動画だったかについていた、
キッシンジャーの曲も必要じゃね?
ってコメントを見て、「あー、まあ、そうかもねー……」って思ったのは秘密だっ!
ついでのおまけ
エリザベス女王が崩御された当時、既にアップロードされていたミュージックビデオがあったにもかかわらず、セックス・ピストルズの公式チャンネルは改めて♪God Save The Queenのビデオをアップロードして女王を「追悼」しておりました(しかも、ご丁寧に女王のシルバージュビリーに合わせたテムズ川川下りライブのやつというね。もう悪意しか感じない)。
そして、この動画についていた、
女王は死ぬが、パンクロックは死なない
というコメントに対する、
何言ってんだか。パンクなんてとっくの昔に死んでんだろ云々
なんて返信から、21世紀のパンク論争が極局地的に巻き起こってるのを見て大笑いしてました。


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